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元・本州の民が札幌にマンションを買う時に重視するべきこと

2022年01月04日

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はじめに

京都→大阪→長野→・・・と転勤生活による北上が続き、ついに札幌にたどり着いてから数年経過してあまりにも札幌のご飯が美味しすぎてマンションを買いました。
その時の経験を元に、これから買うことを検討している仲間のために書き留めておこうとおもいます。
賃貸を借りる場合でも役立つ事が多いと思うので、賃貸の場合でも!

みんなーーー札幌においでよーーー!ご飯美味しいぞ!

最重要項目とは

我々本州の民はいくら寒さに強い体質だったとしても、どう頑張っても北海道の民と比べると耐性が少ないので寒さ・雪・冬の対策が一番大事です。
もちろん本州で家を買う時と同じように立地なども重視しますが、やはり冬が長い事と本州とはまた全然違う住宅事情を考慮しなければならないという点においても、この記事ではここにクローズアップしたいと思います。

断熱性能

基本的にはどのマンションでも本州と比べると段違いの断熱性能なので、中古マンションでも大丈夫なケースが多いです(あまり古いと流石にキツイ)・・・が!
マンションにおいては、セントラルヒーティングが付いているかどうかは必ずチェックしたほうが良いと思っています。
また、光熱費がどうしても高くなりがちなのでオール電化やプロパンガスの住居は価値が下がります。
古いマンションだと暖房の燃料が灯油のタイプの所もありますが、これもまた原油価格高騰の煽りを受けるので・・・(とはいえ殆ど見かけない)

※ちなみに北海道のマンションはだいたい、本州で使ういわゆる灯油ヒーターは使用禁止です。だいたい各部屋に備え付けの暖房器具があるのでそれを使うことになります。

駅からの徒歩分数

電車を使う予定がある場合、これぐらいなら平気かな?と思う分数の2/3ぐらいの距離の家がベスト。
なぜなら雪道を歩くと1.5倍ぐらいは普通に掛かるので・・・体力と気力のために、想像よりも近い距離の家を探しましょう。
駅までの道のりに坂が無いかどうかも要チェック、冬になると凍って坂道スケートすることになります(実際やったことがある)

車を持っている場合

マンションの駐車場が屋根付き、もしくはロードヒーティング(こちらが主流)が付いているのは必須です。
近隣で駐車場探せば良いとか考えないほうが身のためです。
エリアによってはロードヒーティングがある月極駐車場が少なくてちょっと歩く必要があったりすると、冬の雪道を歩くということ自体が本当に気力を削られるので出かけるモチベーションがダウンして出不精になります。
超寒い雪道を必死で歩いて駐車場まで行って、車の雪下ろしをするのは大変。

ちなみに、ロードヒーティングの性能もピンからキリまであるので下見ができるのであれば冬の雪がめちゃくちゃ積もったタイミングでどれぐらい雪が溶けているかは確認したほうが良いです。
同じマンションのデベロッパーの系列とかでも構わないので見たほうがいい。
すぐにマンション買うわけじゃないけれど検討中の方は、冬のうちに大手デベロッパーのマンションの駐車場巡りをしておくと、いざ買う時に参考になると思います。

マンションの前の道路

市の除雪車が通ってくれるかどうかという事は絶対に気にしたほうがいいです。
狭い道だったり、その住んでいるエリアの除雪事情によっては除雪してくれないパターンがあって、雪で道がボコボコになります。(これが中途半端に溶けるとさらに地獄になる)
優秀なエリアだと歩道まできちんと除雪してくれるので、そういう所を選ぶと冬の日々がめちゃくちゃハッピー

トランクルーム

必須じゃないけれども、トランクルーム付きのマンションは超!高ポイント。
雪かきの道具や、履き替えタイヤなど、北の大地ならではの場所を取るものが有るので収納場所があるとありがたい。

浴室暖房乾燥機

これも必須じゃないけれども、冬の間にシーツなど大きいものを洗った時に乾かすのが楽なので結構重宝します。
乾燥機じゃなくっても、物が干せる所はあったほうがいい。冬のために
寒いからといって暖房機能を使うと、気化熱で余計に寒かったので専ら乾燥機として使っている・・・。

おまけ

ここまではマンションを買う時に重視することを書いてきましたが、おまけということでいざ買った後にお役立ちするかもしれないし、しないかもしれない事を書きます。

間取りはそこまで重視しない

我が家は新築で買ったんですが、まだ建っていないタイミングで買ったので間取りを結構がっつり変えることができました。
具体的には別の部屋(夫の部屋と寝室)を限界まで削って、リビングを広くしました。
後から調べてみると、間取りを変えるリフォームは思ったよりも高くないので中古で買う場合は間取りはリフォームする前提で気にしないで買ってしまうのもアリかなと思いました。
中古物件だとたまーーにあるんですが、ベランダが無いマンションも生活スタイルによっては選択肢に入れてもいいかなと思います。
(どうせ冬の間は雪降ってて洗濯物全く干せないので、それ以外の時期も同じスタイルで干せばいいじゃないって思う)

その他新築オプションや中古物件リフォームでやってよかったこと

  1. キッチンのコンロ周りの壁をホーローパネルにする
    掃除がしやすい+マグネットで色々な収納を増やせるのでキッチンがすっきり使える
  2. アクセントクロス
    部屋全体のイメージに与えるインパクトから考えると、コスパめちゃくちゃ良いな・・・?って思う。地震で割れにくい壁紙とかにするのも良い
  3. 部屋のコンセントの位置の変更や増量
    これは本当に必須ではないかと思う。全部屋にインターネット回線も引けるマルチメディアコンセントを1つ以上と、普通のものも倍ぐらいには設置しました。
    床にコードが垂れるのが嫌なので一部を除き、テーブルくらいの高さに変更しました。神。

おわりに

札幌はとても地価が上がり始めていて、中古マンションの価格もめちゃくちゃ上がっているのでコスパ的に考えると新築でもいいんじゃないか?というエリアもあります。(我が家の場合はそうだった)
エリアによって本当に差があるので買いたい立地や条件とよくよく相談して、悔いのない購入を!
質問はお気軽に Twitter @misadroid まで~

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